あなたはマンション派or戸建派?向き不向きをチェックしよう!

あなたはマンション派?戸建派?どうやって暮らしていきたいかによって変化する向き不向き

利便性を重視する人や光熱費を抑えたい人は、戸建てではなくマンションに向いています。反対に戸建てに向いているのは、プライバシーを重視する人やペットを飼いたい人、増築やリフォームを考えている人です。

マンションに向いている人・戸建てに向いている人

 

個人で住宅を購入する場合、ほとんどの方はマンションか戸建てを選ぶことになります。
おそらく、現在持ち家を持っておられる方のほぼ全員がこの内のどちらかを所有しているはずです。
そしてまた、これから住宅を購入しようと考えている方もこの内のどちらかを選択肢として考えているのではないでしょうか。

 

さて、そこで気になるのが「それぞれの住宅にはどのような人が向いているのか」という点です。
ここでは、マンションに向いている人と戸建てに向いている人をそれぞれ紹介していきたいと思います。

 

 

マンションが向いている人

 

まず初めに、マンションにはどのような人が向いているのかを紹介していきます。
マンションに向いているのは以下のような方です。

 

利便性を重視する人

 

マンションの近くにあるバス停

マンションが戸建てと比べて最も優れているのは利便性です。
利便性と言っても色々な意味がありますが、まず真っ先に挙げられるのが駅やバス停へのアクセスの早さです。

 

マンションの立地はほとんどが駅やバス停などの近くなので、公共交通機関へのアクセスがとても早いのです。
ですので、マンションに住めば車を所有しなくても通勤や買い物に出かけることができます。

 

次に、共用施設を利用できるというのもマンションの利便性の一つです。
これは戸建てでは全く考えられないことで、マンション独自のメリットと言ってもいいかもしれません。
マンションには、共用のゴミ捨て場やポスト、ロビー、自販機などが設置されており、これらは居住者であれば誰もが無料で使用することができます。

 

また、中には建物の中にゲストルームやスカイラウンジ、ジム、スパなどを併設しているマンションもあります。
以上の2つの意味でマンションは戸建てと比べて優れた利便性を有していると言えます。

 

光熱費を抑えたい人

 

マンションは基本的に居住部分が一層建てで、尚且つベランダ以外の外壁が直接外気に触れていないので、断熱性の面で非常に優れています。

 

そのため冷暖房の効率が良く、戸建てと比べて光熱費を安く抑えることができます。
また、戸建てよりもマンションの方が延べ床面積が小さいので、その分冷暖房の使用が抑えられるというメリットもあります。

 

戸建てが向いている人

 

次に、戸建てに向いている人を紹介していきましょう。
戸建てに向いている人は以下のような方です。

 

プライバシーを重視する人

 

戸建てのメリットの一つは、プライバシーが守られるというところです。
実際に住んだことのある人であれば分かると思いますが、マンションでは上下左右の部屋から様々な生活音が漏れてきます。
つまり、それだけ住人のプライバシーが筒抜けになっているということなのです。

 

しかし、戸建てであればそうしたことはほとんどありません。
ですので、テレビを見たり、シャワーを浴びたり、ドライヤーを使ったり、掃除機をかけたりといった事を好きな時間に行うことができます。

 

ペットを飼いたい人

 

戸建てで飼われているペット

今ではペットを飼えるマンションも増えてきていますが、依然として多くのマンションでは「ペット不可」となっています。
また、「ペット可」と謳っているマンションでも「鳴き声の大きな生き物はNG」となっている場合が多々あります。

 

ですので、ペットを飼いたいという方はほぼ必然的に戸建てを選ぶということになるでしょう。
戸建てには庭のある家も多いですから、屋外で飼育するペットを選ぶことも可能になります。

 

増築やリフォームを考えている人

 

住宅を購入する人の中には、将来の家族構成の変化や住宅の経年劣化などを想定して、増築やリフォームを考えている方もいます。
おそらくそうした人達にとっては、マンションという選択肢は初めから存在しないも同然でしょう。

 

何故なら、マンションの場合には増築することは初めから不可能で、リフォームをするにも非常に限定的なものになってしまうからです。
つまりマンションを購入すれば、基本的には購入した時点の状態で手放すまで住み続けなければならないのです。

 

一方、戸建てであれば自らが所有している土地と建物であれば、法律に反しない限りはどのように増築ないしリフォームを行おうがそれは所有者の自由ということになります。